2008年6月1日日曜日

傾聴について(3)・・・出来る上司と無能な上司との差が出る

傾聴は何もメンタルヘルスに限ったコミュニケーションの一技法ではないと思います。。

傾聴について(1)・・・職場でのおよね」でも述べましたが、会社ではみな利益という同じ目標に向かって行動しています。
景気(ここでは経済の景気の意味ではなく、調子の意味です)のいい時は上司が部下に一方通行的な会話を行っていても、ある程度人間関係は維持されると思われます。
しかし、仕事の契約が容易に取れなくなるなど、景気が悪くなったときには、このような上司の行動は部下を萎縮させ、一契約が取れないばかりか絶不調に陥らせてしまいます。
こうなった場合、どうでしょう?
その一契約のみならず、その後も萎縮によって部下は結果を出せなくなってしまうのです。
そうなれば「部下が出来損ないだから」という結論では済まされません。
利益に貢献できなくさせてしまった部下は会社に大きな損害を与えます。

「怒鳴ろうと怒鳴るまい」とその一契約は取れないと結論が出ているとき、傾聴でワンクッション入れることにより、少なくとも部下を萎縮させることは防げるのではないでしょうか?
そうなれば次なる成果を求めて、その部下は新たな気持ちで働くことができるでしょう。

普段から傾聴を取り入れ、より良い人間関係を築くことが出来れば、企業でのメンタルヘルス対策で「メンタル不全に陥った部下の気づきはどうしたら可能か?」や「メンタル不全者への対応方法は?」など、限りなく難しい技術習得に時間を取られたり、悩まされることはなくなるのではないでしょうか。